ロックマンエグゼ アドバンスドコレクションでは実装されている全シリーズで待望のオンライン対戦がプレイ出来ます。しかし、全6作品もある中でどの作品で対戦すべきか迷う人もいると思います。
ここでは筆者の独断ですが下記採点基準によって通信対戦をおすすめ出来る作品をランキング形式で簡単に紹介してきます。参考にして頂けると幸いです。
また、現状この評価は実機での対戦環境からまったく変わらない前提で評価しているので、もしアドコレ版でバランス調整が起きた場合はそれに合わせて評価を見直す予定です。
採点の基準 |
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最重要:対戦バランスが良いか、戦略性が多彩か |
重要 :バージョンのある作品だとバージョン格差が無いか |
次点 :通信対戦を始める敷居が低いか |
おすすめする理由 |
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・バージョンによる格差がかなり少なく強みも上手く差別化できている |
・ぶっ壊れや一強と呼ばれる要素が少ない |
・フォルダ編成ルールの変更によるバランス調整が絶妙 |
・変身システムが強く、系統に効果追加と弱点追加などによって戦略性が多彩 |
・チップ「アンインストール」による駆け引き |
・改造カードによる戦略性の拡張 |
おすすめできない理由 |
・人によるが対戦準備を整えるのがめんどくさい(特にウィルスバトラー関連) |
・2枚目以降のエリアスチール*の入手が大変 |
やはりオンライン対戦を最もおすすめできるのはエグゼ6
上記に挙げた通りバトルバランスが絶妙で、欠点も対戦準備に若干手間が掛かる以外無いと言っても良いです。
「カーネルフォース」や「スラッシュクロス」、「ダストクロス」に「バグデスサンダー」など非常に強力なチップもありますが、他作品ほどぶっ壊れでもなく戦法の主軸に置いたり、切り札や奥の手として使えるレベルに収まっています。
ストーリーやソロでのやり込み要素ならエグゼ3を最高傑作に挙げる人も多いと思いますが、対戦においては間違いなくエグゼ6が最高峰なのでとりあえずオンライン対戦するなら本作からプレイすることを推奨します。
おすすめ出来るポイントの詳細等は下記ページをご覧ください。
おすすめする理由 |
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・改造カードによる戦略性の拡張 |
・全体的に火力がデフレ気味で一方的に勝つ展開が少ない |
・善と悪の差別化のバランスが良い |
・ソウルユニゾンによって個性が出しやすい |
おすすめできない理由 |
・他作品程ではないがバージョン格差がある。 |
・おすすめする理由と矛盾するが、善の方が強力なチップが多い |
・対戦の敷居が恐らく全作品で一番高く、手間も掛かる。 |
・エリアスチール*がチプトレからしか入手出来ない |
・イアイフォームバグで詰む可能性あり |
シナリオやソロでのシステムは賛否両論だが、通信対戦においては2番目におすすめできるのはエグゼ4です。
しかし欠点も多く、バージョンは「サーチソウル」と「ロールソウル」が強すぎるレッドサンが優勢で、更に善チップには「ナンバーボール」、「ロールアロー」、「バリア200」、「ナビSP」など対戦で強いチップが多いです。
しかし悪チップにも強力なチップが多々あり、自分で作成したフォルダとは別にダークチップを10枚使用できるのも魅力的です。ブルームーンも「ナンバーソウル」や「ジャンクソウル」、「シグナルレッド」など十分魅力的な差別化要素はあります。
エグゼ6にはさすがに叶いませんがバトルバランスはかなり良い方だとは思います。
でもさすがにイアイフォームバグはバグシュウセイして欲しい。
そしてエリアスチール*を簡単に入手出来るようにして欲しい。
おすすめする理由 |
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・時間と手間は掛かるが、対戦準備の敷居自体は低め |
・取れる戦法の幅が広い |
おすすめできない理由 |
・バージョン格差が酷い、ほぼBlack版一択 |
・Aコード逃げ戦法が頭一つ抜けて強い |
・フォルダリターンが無制限になるか気になる |
・準備に時間が掛かるので忙しい人には厳しいかも |
ストーリーやソロでのやり込み要素において最高傑作に挙げる人も多いエグゼ3を現状3位とさせて頂きました。
取れる戦法の幅が広く、時間と手間は掛かりますがチプトレを使用せずとも殆どのチップが入手出来るので忙しい人で無ければ、対戦準備の敷居自体は低い方だと思います。
しかし、気になる面も多々あり、ランクマッチで対戦するならバージョンは「フォルダリターン」と「ダークネスオーラ」の存在が大きいBlack版でほぼ確定。また、取れる戦略自体は多いのですがAコードの逃げ戦法が頭一つ抜けて強いと言われています。そして現状公式から何のアナウンスもない「フォルダリターン」の存在も気になります。
2023/4/14 15:11更新
パブリックマッチでも原作と同じくフォルダリターン自身が2回以上復活するのを確認しました。これによりエグゼ3のパブリックマッチ環境は話が変わっていくと思います。
おすすめする理由 |
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・火力がデフレ気味で瞬殺されることがほぼ無い |
・チプトレのリセマラが唯一可能で、対戦準備の敷居が低い |
・シンプルイズベスト? |
おすすめできない理由 |
・初代なのでしょうがないのだがフォルダ編成ルールが滅茶苦茶 |
・一部チップが強すぎる |
・ほぼAボタン早押しゲー |
・カットインが未実装 |
通信対戦において4番目におすすめできるのはエグゼ1だとは思います。
まだまだ未完成の部分は多いですが、この時点でゲームシステムとしての基盤は既に完成されておりクオリティは高いです。
しかし、通信対戦に関してはバランスが良いとは言えずHP減少速度がとても速い「ポイズンアヌビス」や相手の選んだチップを全て破壊する「インターラプト」など明らかなオーバースペックチップも少なくありません。
しかも今作は同じチップを最大10枚まで投入できます・・・後は分かるな?
もしフォルダ編成ルールとチップの仕様等が全てエグゼ1のリメイク作品であるオペレートシューティングスターと同じ仕様なら話は変わってきますが、恐らく変わらない気がします。
おすすめする理由 |
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・ぶっ壊れPAを連打したいなら |
・対戦準備の敷居が低い |
・サイトスタイルがカッコいい |
おすすめできない理由 |
・バトルバランスが世紀末 |
・ほぼAボタン早押しゲー |
・スタイルはサイトスタイル一択 |
・カットインが未実装 |
5位はエグゼ2だと思う。
なにせフルカスタムを5枚投入可能で、合計ダメージ6000のとち狂った最強PAダークメシアを筆頭に強すぎるPAを気軽に連打できる世紀末。
汚物は消毒とか言ってる場合じゃない、消し炭にするかされるかの世界である。正直プリズムバグよりもこっちの方が大問題。
しかし、もしカットインが実装された場合は下手にPAを打ってもインビジブル等の防御系チップで回避されるようになるためコレはこれで面白いゲーム性になるかもしれません。(インビジブルが15枚入れられるけど)
是非ともカットイン実装を期待しましょう。
おすすめする理由 |
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・ABDの調整内容によっては良バランスになる可能性がある。 |
・改造カードによる戦略性の拡張 |
・カットインがちゃんと実装されている |
おすすめできない理由 |
・対戦の敷居がある意味全作品で一番高い エリアスチール *が基本的にチプトレからしか入手出来ない カワリミ *やスーパーキタカゼ*等は交換自体出来ずチプトレで必要数 集めるしかない |
・ABD戦法を使用する場合、一度でも設定をミスるとデータを初期化するはめに |
・一応発売されるまでABD戦法が暴れない保証はない。 |
エグゼ5はとにかく悪ロックマンのダークサンダーAI戦法の強さが圧倒的すぎるのでこれ以外の戦法がまるで話にならない。
・・・というのは原作の話で、3月10日にロックマンユニティで発表された情報によると、ABDが使用するチップ構成が極端に偏っていた場合、スタンダードチップも使用してダークチップのみが連発しにくいように調整されるとの事。これにより、善でも十二分に戦えるようになると思います。
一応他にも懸念点はありますが、個人的には期待して良いとは思います。
ただ、それでも「エリアスチール *」がチプトレからしか正規入手出来ない点と、「カワリミ *」と「スーパーキタカゼ *」が通信交換不可能且つ、複数入手するにはチプトレから自力で集める必要があるので、対戦の敷居がとてつもなく高いのは難点です。
2023/4/14 15:13更新
現時点では検証段階なので断言は出来ませんが、恐らくギガやP.Aも使用しなくなった可能性があるのと、ダークチップの使用頻度が著しく下がったのでABDを主軸に置いた戦法はかなり厳しいと思われます。ABDに関しては今後も検証を続けます。
最後に本ページの評価はあくまでも筆者がアドバンスドコレクション発売前の原作と、最新情報から独断で採点した評価であり、発売時やメンテナンス等でバランス調整される可能性も十二分に考えられます。
そもそもエグゼ6以外の通信対戦の考察自体があまり進んで無いため、考察が進めばエグゼ6に匹敵するほど面白い作品も現れるかもしれません。
また、おすすめ度が低くてもその作品に思い入れなどがあれば作品愛でやり込んでみるのも良いですし、せっかく6作品もあるのですから興味があれば是非とも各シリーズの通信対戦を遊んでみるの良いと思います。
また、もしも間違いやこう言った点もあるよ!!みたいなご意見がございましたら、コメント欄にて記入頂けますと幸いです。
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3に関しては異を唱えたい。
開幕無敵をかなりの確率で引き当てるバグスタイルやナビチップを潰すビートサポートがあり、相手が暗点チップを使った直後は基本的に使われた側が先にチップを発動できる仕様があるため、開幕A連打は必ずしもそこまで重要ではない。少なくとも開幕連打に特化したフォルダでは勝利は安定しない。
FPは確かに強いが、対策できないレベルではない。(ただし、敷居が高いことには同意する)BLACK版のA逃げもかなり強いので、そこにも触れて欲しい。
フラッシュ、プラント、キラーズアイあたりのせいで防御が貫通されやすいイメージはあるが、それら以外で相手の防御を突き破る性能を持ったチップは意外と少ないので、バーゲンセールは言い過ぎだと思う。特にブレイク性能持ちのチップは少なく、3はシールドを絶え間なく連打できる上にオーラの方が防御優先が低いため、シールド+オーラを破れるチップは非常に少ない。
BLACK版が強すぎてバージョン間の格差に関してはシリーズで最も酷いという点では全くの同意だが、BLACK対BLACK、ノーマル対ノーマルで対戦する分にはなかなか良いバランスだと思う。
「4」が過去最高難易度、ボリューム、アクション多め
なため、最終的に楽しく遊べると思う。
PA:パイルドライバーが一番熱い。
6は低予算打切り感があって、vP頼みの間違いなのでは…?